21世紀の葬祭〜知っておくべき現実と私の考える「後悔しない葬祭のコツ」 |
■サイトマップ |
今、葬儀に何を求められているか。「葬儀の印象」アンケート ※21葬祭.comの新しいトップページは>>こちらです |
こんなアンケート調査を見つけたのでちょっと紹介します。下記のグラフの見方は、各意見について回答があった数を全回答者数から比較したパーセント表示です。 |
「葬儀の印象」アンケート調査結果 | |
形式的になりすぎている | 50.2% |
不必要な物が多すぎる | 34.9% |
もっと質素にした方がいい | 34.1% |
世間体や見栄にこだわりすぎている | 33% |
適当だと思う | 29.5% |
派手すぎる | 8.2% |
もっと厳粛にしたほうがいい | 6.4% |
その他 | 6% |
わからない | 3.5% |
無回答 | 2.1% |
もっと派手にしたほうがいい | 0.2% |
回答して頂いたのは、葬儀や告別式に参加した経験がある約1000人の方々です。2003年度 全日本葬祭業協同組合連合会「葬儀に関するアンケート調査」より |
|
私は葬祭業界側の人間ですが、私もこのアンケートの多数意見の方々と同じように感じていることもあります。 多くの人は、昔からの前例及び地域の慣習に習って「葬儀とはこういう物なんだ」みたいな気持ちで無難に同じような葬儀を繰り返しているんだけど、あえて本音を聞けばこのアンケート結果が示している様に「要らない物が多い」とか感じているのですよね・・ 意見は人それぞれで難しいですが、私が常々思っていた事そのままが、このアンケートと一緒に書いてありました。 「地域により格差はあるが、ほとんどの葬儀では国産車が1台楽に買える金額を、お通夜と告別式という実質2日間で使い切ってしまう。もしこれだけの買い物をする場合なら、いろいろな意見をもとにカタログ等を取り寄せ、何日もかけて検討を重ねたうえで購入するのが普通であろう。」 ※フューネラルプロデューサー宇佐美義昭さんの文です。 どうです?まぁ、車を買うのならパンフレットで選ぶこと自体楽しいので、みんなジックリ検討して買うとは思いますが、車を買うのとほぼ同等な出費を必要とする葬祭に関しては、行き当たりばったりで葬祭業者を決める人の多いこと・・ 確かに、実際に身内に不幸があってからではジックリ葬祭業者選びなんてやってられないですよね。けれども現代のお葬式はほんと、「依頼する葬祭業者ですべてが決まる」と言っても過言じゃないんです。私がこの「21葬祭.com」なんてサイト作ったのも、ここらへんの事を伝えたかったのが大きな理由なんです。(・・ここだけの話、最初は趣味の将棋のサイト作ろうかな?なんて、ちょっとだけ迷いましたが(笑)) それはともかく、現代の葬儀とは大きな経済的負担には間違いないのだから、もうちょっと事前準備とか下調べをしておいても良いと思います。 そうした下調べなどによって、あなたの家に合う業者を見つける事が出来たなら後悔しないどころか、場合によっては、何十万円も安く出来た!(葬祭業者間の価格比較で)なんてことも実際に起こるのです。 人が亡くなった時にあまりお金の話をするのはどうかとも思いますが、現実にお金は大切です。葬儀代だけでは済まないのです。仏壇・お墓など、いくらでも必要になります。 車選びよりは楽しくないでしょうが、葬祭選びも考えてみてください。きっと役に立つ時が来ます。 ・・ちなみに葬祭選びは「そうなって」からでは間に合いません。気をつけて。 |