いろいろなお葬式の形式〜遺体葬形式・骨葬形式
お別れ会形式・密葬形式・社葬および団体葬形式 4/5
お別れ会形式
前記、骨葬方式の1.死亡〜8.火葬までを
密葬として近親者だけで
営み、あいだを2週間〜1ヶ月程度あけて、関係者・知人などに案内
して「お別れ会」を営むのがおもな手順です。
密葬で宗教儀礼を営むか否かは遺族の意思で決めます。密葬を
仏式で行う場合は、通常は骨葬方式の1.死亡〜6.通夜までを身内
だけで営み、火葬場への出棺に先立って、やはり身内だけで葬儀
を営み、火葬されます。
外部に告知するのは、基本的にはこれらを済ましてからです。お別
れ会の日時・場所を決定してから案内を出します。
密葬形式
密葬とは「故人の身内以外には連絡をしない。つまり外部の方に
対する告別式は営まない葬儀」です。
現実的な事情としては、お正月などにお亡くなりになった場合、
とりあえず身内で密葬を済ませて、松がとれてから外部に告知して
葬儀・告別式を行うものがケースとしてあります。ちなみにこの場合
は、後日行われる葬儀を「本葬」と呼びます。
後日にお別れ会もしないで、身内だけの密葬で全てを終える方式も
増えてきています。密葬終了後に関係者・知人などに対して「死亡
通知」を出して、それに葬儀を身内だけで終えたことを書き記して
おくのが通例のようです。
近年増えてきている「家族葬」がこれに
あたります。
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