近年増えている密葬(家族葬)について 3/5
今の時代、あなたと同じ様に悩んでいる方は大勢おられるのです。そのよう
な方が実際に、どのようにお葬式をされているのかなど、あなたの地域の市
役所で相談すればなんらかの方法が見つかるはずです。
生前に生活保護を受けられていた方、もしくは身寄りが全くおられない方が
お亡くなりの場合は、市から「葬祭補助金」が支給される場合もあります。私
の住んでいる地域では最大18万円まで支給されます。支給の条件は地域
によって違いますので、これもあなたの住んでいる市役所での確認が必要
です。
それともうひとつ、最近は密葬・家族葬などの色々な事情のある方の葬儀を
支援する葬送支援NPO団体が増えてきています。あなたの住んでいる地域
にもこのような団体がないか、チェックしてみてくださいね。
通常のお葬式の予算の話に戻します。前述の10万円以内で行う火葬式は
密葬・家族葬の中でも極端に安価な例ですので、実際には依頼する葬祭業
者と相談の上、お供えするお花など必要だと思う物をプラスしていくことになる
と思います。
地域によって火葬場の利用料がまちまちですし、葬祭業者の価格相場も大き
く違いますが、葬儀料の中で高額な項目である祭壇・飾り付け関係をほとんど
省略出来るので一般的な葬儀の数分の一程度の費用でまかなうことができま
す。
お葬式について一般の人は、百万単位の費用を覚悟するか、その費用が無い
なら火葬式のみで済ませるしか選択の余地がないという様な認識の方もおられ
ますが、火葬式のみの費用に10万円〜20万円位の追加費用で祭壇等、それな
りの飾り付けもある家族葬プランを用意している葬祭業者も増えてきています。
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